目的というと、個人的な面と社会的な面があります。
個人的な面は私の個人的な欲望を満たすためですので、ちっぽけなものですし、あまりあなたに対してメリットがないかもしれません。
個人的には、自分と同じ思想の人に会いたい。自分が特殊過ぎて、他にも人がいないのか知りたい。そしてできれば同じ考えの人がいれば、そのコミュニティを作って交流ができる場を作りたい。私と同じ考えの人たちがマイノリティなのか、それとも案外一般的なのかも知りたいです。
社会的な面では、日本における性に対する閉鎖的な姿勢を少しはオープンにして、誤った考えが広まることを防ぎ、適切な情報が広がる環境を作りたい。加えて、性的マイノリティがマイノリティと表現され、敬遠される環境を減らしたい。
そもそもマイノリティ(少数派)やマジョリティ(多数派)は社会的なトレンドであり、一種のファッションではないか、と言う見方もできます。
時代によって多数派は変わり、戦前では社会的に妾は特に驚かれるものではありませんでしたし、経済的に支えられるのであれば戦後などは歓迎されていました。
サントリーのポートワインのヌードポスターが出るまで、女性が肌の露出を公の場ですることは禁忌でしたし、今のようなビキニや水着の露出度合いは1950年代からすれば異常状態です。
近年の例でいうと金八先生で性同一性障害について取り上げられ、オカマやオナベ以外で日本に性的マイノリティの概念を多くの人に広めたきっかけでもあります。
2020年代になってLGTBQが少しずつ周知が始まり、理解が広まりつつあります。これも今まで多くの方が努力をして伝わらないかもしれない考えを伝え続け、それに賛同したり、理解してくれる人たちを巻き込み始めたからではあります。
時間が経てば勝手に物事が変わっていくのではありません。社会的変化の裏側には何かしらの努力をしている人たちがいて、その人たちの弛まない活動とその継続が少しずつ社会的な変化に変わっていくのではないかと考えています。
人の認識は勝手に、または自動的に変わっていくものではありません。昭和の初期でいうと美輪明宏さんが苦労されたように、歌やお話を元に周囲に伝え続け、訴え続け、運が良ければ誰かに受け入れられたり同意され、それから社会に対して少しずつ概念が広まり、人の考えに影響を与えていきます。
素晴らしいことにLGBTQについては人々の認識が個人レベルでは変わりつつあるのではないかと思っています。
日本は宗教色の強い海外と比べると比較的性に対してはオープンでありましたが、西洋の文化が入ってきた大正以降から性的なタブーが増えていきました。
西洋、特にキリスト教の系統においては宗教的タブーあれば虐殺しても、人を生きたまま火炙りにしても構わない特質を持っているわけですから、性的マイノリティを公に展開していくと言うのは恐怖であったのは容易に想像できます。近代のアメリカでも、同性愛ということで頭蓋骨を開いて脳に直接電気を当てて治療しようと試みることも行われていました。
LGTBQについても、11人に1人と言われていますがこの数字についても自己の認識の発展や変化によって左右すると思いますし、案外少数派ではない可能性もあります。
これらもこのウェブサイトへの訪問者数が多くなってきて、社会的に信頼できる数字が出せるようになってきたら集計してみたいと思います。
そして、性はおもしろいことに、性別だけが性的マイノリティではないのです。
趣味趣向も、考え方も、向き合い方など多方面から見て向き合っていくことが大切だと思っています。
あなたの性的な考えや活動、楽しみが法的に認められている範囲であることを願ってはいますが、これはあくまで差別をしたい訳の発言ではありません。
法的に禁止されているということは、それなりに理由があり、それらの理由や背景について正しく理解し、適切に対応していく必要があるのではないかと考えているのです。
つまり、法律もひとつの社会的トレンドであり、一種のファッションなわけです。
現代では搾取することが異常であり、非情であり、タブーとされていますが、戦前では帝国主義が一般的でしたし、略奪や搾取は勝者の特権として歓迎されていた時代もあったのです。
搾取することを私個人が推奨しているわけではなく、時代や社会の考え方、またはそれに影響を与える人たちによって、社会的正当性や概念というのはいくらでも変わるのだと言う事実を伝えたいだけです。
例えば、ロリータコンプレックス(ロリコン)やペドフィリア(幼児への性的興味)も、子供達が知らずのうちに、適切な知識をなしに搾取され、トラウマや思い出した時の恐怖をもって彼らの将来を搾取してしまうからこそ禁止されています。
では、もし幼女漫画や幼児漫画を性的に描いたらそれは搾取に当てはまらないのでしょうか?または、いくつかの研究であるように、そのような漫画などは逆に子供の搾取を促すのでしょうか?
私個人はペドフィリアを差別しませんが、擁護も難しいので推奨はしません。ただ、漫画においては問題ないと思っています。マサイ族のように社会的に幼女との性行為を認めているところもあります。私の個人的な話ですと、擁護はしないものの、自分自身が幼稚園児の時には先生に性的な興味はありまし、マスターベーションもしていました。
法律的には私自身は大丈夫でも、先生がもし私に手を出してしまえば社会的に大きな問題となっていたわけです。
この件についてはあまりにも複雑なため、今日、明日で答えが出るものではないと思います。
ただ、何かしらの適切な姿勢と理解が発展し、誰も誤解せずに、苦しまずに解決できる術が発見されたり、開発されればこれらの性的趣向も解放される時代が来るのかもしれません。
上記の例は性に関する考えや意見をオープンに、誠意もって話していくという点を明確にするための例であって、もしあなたが何かしらのアレルギー反応を起こしてしまったら申し訳ありません。
もしあなたがゲイやレズビアンなど同性愛に対して擁護的だとしても上記の件について不快感や気持ち悪さがあるのであれば、ほかの人からすればロリータコンプレックスには全くアレルギー反応はないものの、同性愛についてはアレルギー反応を起こすもの変わらない可能性があるのです。
つまり、このようなトピックに関しても適切な理解をし、なぜ不快なのか、その不快な理由はなんなのかなどを多くの人から意見をもらい、多方面から意見を出していくことで、まずは可能性から話していくことが大切ですし、そこから新しい社会的反転があるのではないかと考えているのです。
その可能性について誠意を持って向き合っていく、これが社会的な理由をもったこのメディアとコミュニティの設立目的です。
社会的に考えるとかなり壮大にみえてしまいますが、個人的な面も大きく寄与しているので、ただの社会的な仲間探しやスケベ心、性的興味なども大きなモチベーションでもあります。個人で見るとまったくちっぽけな理由ですね。
私個人は自由恋愛なので子供への性的趣向がないので、性的マイノリティではありますが比較的落ち着きやすい場所にいます。
ひとによっては、かなり過激な暴力と性が結びつかないと性的な興奮を覚えない人もいますし、死体にか反応しない人もいますので、これらもフェアに取り上げていき、多方面から性について向き合っていきたいと思います。
合わせてもっと一般的なトピックも取り上げていきます(一般的というだけで、軽い問題とは捉えていません)。セックスレス、50代以降のセックス事情、多忙な人の性の出会い、性病や医療における最近の動向、妊娠中の性事情、10代の性事情、男女別々のトイレや海外でのトレイの使い方、男女の温泉の入り方の差やサウナの入り方なども投稿したり、してもらえたらと思っています。
とはいっても、どこでどうなるかわかりませんので、みんなでやれるだけやってみようと思います。